3年前と昨年の年末、今年の年始にかけて自分の住んでいる地域を
襲った大雪に懲りて、4WD車の購入を決意。
年内にどうしても1.5リッター~2リッタークラスで
諸費用込み、45万円くらいの雪道に強い4WD車が欲しかったのだけど、
条件に合う車がなく、いつも車を購入している店をネットで見ていたら
このレガシィB4が諸費用込み、37万円であったので、2.5リッターだけど
4月中旬に購入。
走行距離が10万キロちょっとだったけど試乗した結果、苦手だったCVTも
チェーン駆動のおかげか、トルコンの効きのもいい感じで自然に
走ってくれたので、このCVTは受け入れることができたかなと。
エンジンの回転ばかりが先行しすぎることもなかったし、エンジン回転に
比例して加速もついてきたようなので、受け入れられたのかも。
出だしのモタツキ感はあるけど、信号待ちの時などは信号が赤から青に
変わるのを見計らって右足ブレーキから左足ブレーキに変え、アクセルを
すこ~し踏み込み、回転を上げた状態でブレーキを離すと、氣持ち良く
加速できるみたい。でもこの操作だと、ブレーキが疑似クラッチみたいになるかも。
CVTのマニュアルモードも、自分の住んでる坂道の多いの地域では、
シフトダウン時、エンジンブレーキを効かせながら減速できるのは
やっぱりいいなと。平らな道でもブレーキを前の車ほど頻繁に踏まなくても
いいし。
10万キロ走ってる車だけど、驚くほどボディやシャーシ、サスがしっかりしてたかも。
ビルシュタインダンパーや固めの足は、60キロ以下だとちょっとゴツゴツするけど
それ以上になると、少ししなやかな乗り心地に変わるような印象を受けたかも。
中津スバルの代田社長さんの記事を見たら、この5代目レガシィは
「ロバスト性が高い。10万キロなどは過走行の内に入らぬほどロバスト性が
高まった。」と。
「アメリカ大陸で使い倒されることを考えて徹底的に作りこまれた5代目
レガシィ(広くて頑丈で壊れない)」とのことで。
確かに、ドライブで高速を使わず、下道を片道300キロ程度走っても疲労が
少ないし、静かで加速も良く快適だったな。
EJ25エンジンは1カム4バルブSOHCエンジンだけど、吸気側にバリオカムを使用
しているせいか ? 吹け上りが凄く良くて氣持ちいいエンジンだなと。
前後のシートも大柄で疲れにくく、同乗者の評判もいい。
シートのホールド性は、特別いいとは思わなかったけど、目を三角にして
コーナーを攻めるわけじゃないし、エンジンやサス、ブレーキがいいので
走り慣れた峠の下りで、速度がいつの間にか100キロ前後に達してることも。
SIドライブもIモードだと、かったるいけどS、S#にすると突然エンジンの反応が
良くなり、音も少し変わるような感じ。
加速も氣持ち良く、170馬力のエンジンは自分にとって十分すぎるくらいの
パワーでございました。
あと、排気系が等長等爆になってるせいか ? 水平対向エンジンらしい音は
しなかったような。
普通の直4エンジンぽかったかも。2千回転以下だとエンジン音よりCVTの作動音の
音のほうが大きいんじゃないかな ?
この車に点数・・・点数とか付けるのは好きじゃないけど、付けるとしたら
90点かなぁ。
マイナス10点はCVT出だしのモタツキと、マニュアルモード使用時、3→2と
シフトダウンすると、少しギクシャクするのと燃費くらいかな~。
けど、回すと氣持ちいいエンジンなので、水平対向エンジンの特徴を
考えると燃費が悪いのは仕方ないのかな。
とにかく、BMレガシィB4 Sパッケージには大満足。
10万キロ超えなので、タイミングベルトとウォーターポンプの交換が
あるかもしれないし、故障の不安はあるけど・・・。
現状渡しで昨年10月の車検時の整備記録がないんで、部品の現状の状態が
分からんので、オイル交換時に色々点検してもらおうかなと。
この車、純粋に運転するのが楽しい。
視界も良く、自分の住んでいる住宅街は4メートル道路で、電柱が左右にあり
邪魔だけど意外に乗りやすく、T字路や十字路などでも左右の確認がしやすくて
これには驚いた。
ドアミラーも大きく後方の確認も楽で、振動が少なくてパワーのあるエンジン、
疲れにくいシートやロールが少なく、しっかりとした足回りや操縦性が
長距離のドライブなどを快適にしているんだろうな・・・と。
スタイルは、斜め前から見ると、ちょっとカッコ悪いけど真横と斜め後ろから
見るとなかなかカッコイイかなと。