冬の海に舞う秋桜

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翔子「・・忘れてないわよ・・・あんたこそ、よく私のこと覚えていてくれたわね・・」
男「見かけのわりには気の荒い女だったからなー おめーは印象つーか、未だに記憶に残ってるわ・・いつか忘れるかもしれんけど」
翔子「相変わらず言ってくれるわねー」
男「それはお互い様のよーな気もするけど・・」
翔子「それもそうね」
男「・・・キザっぽいこと言うかもしれないけど昨年、翔子と見た秋桜・・ホント、キレイだったぜ・・」
翔子「別にキザじゃないわよ。実際そうだったんだから・・」
男「うん・・あ、」
目の錯覚だろうか・・? 翔子の周りに秋桜の花びらが舞っているように見えた・・それは、まるで冬の海に舞う秋桜のようだった・・・。