マツダ CX-3

岩貞るみこさんの試乗リポートでは「美意識だけでは日常生活は送れない・・・」と言っていたけど
徳大寺さんが生きていたら「美意識だけで乗れる車があってもいいじゃないか」とも言いそうだ。

CX-3の18インチタイヤについて、乗り心地が硬いと言っていたけど、なぜ硬いのか ? その課題、改善すべき
個所やボディ、シャーシ、サス、ダンパー、タイヤなど、どこに問題があるかなど、ガンさんのように各パーツ
ごとに分析・指摘してくれてるわけじゃないからな・・・。

以前は、新型コペンのシフトレバーだったか・・位置が遠すぎるという記事を目にしたけど、身長に対し手が短い人もいるだろうし、なぜコペンのシフトレバーの位置が遠いのか ? なんか・・・具体的なことが書かれていなかったような気がする・・・・・。

軽は制約が多いし、いろんな問題があっただろうし、デザインやFFベースのオープンが原因なのか、衝突安全を
考えた結果シフト位置が遠くなったのか・・・・「男性と女性とでは骨格や肉付が違うので・・」だけでは記事を見た人は納得できないかも。「なぜそうなったのか ?」 の正確な分析がないとね・・・・。

それに、マツダアテンザが発表された頃だったかな・・・そんなに多くの人に理解してもらわなくてもいい・・
みたいなことを言ってたような気がするけど・・俺の記憶違いだったら申し訳ありません。

あと、アクセラの後席の居住性についても、かなり文句・・? を言ってたようだけど、今のマツダはミニバン以外は以前より前席優先の設計になっているのかも。

メーカーの事情を考えれば、トヨタと同じ車作りをするわけにもいかないし、マツダや各メーカーの方向性を
理解しないとただの批判・・・になっちまうかな。

そして、自動車メーカーに働く人たちの事情も踏まえて記事にしないとマズイと思ったのは俺だけか ?

1台の車を作るのにどれほどの時間と労力やテスト、部品メーカーとの協力、工場で生産を担当する人の努力や情熱、部品の検査や品質のチェックなど・・・車に限ったことではないけど、設計・開発、製造過程や工場での
従業員の安全の確保をしながら、モノをつくっていかなくちゃならないので・・・・
安易な試乗リポートはちょっと・・と思う。

設計開発、工場での製造の現場で働いたことのない人では分からないか・・・・・・・。

ま、車は男の思考というか、男脳、男主導で作られているモノだし、もちろん女性の方も開発に関わっている
だろうけど、重要な部分はほとんどが男だろう・・。

女性の視点から見れば批判や文句も増えるだろうけど・・。

今後は女の人が納得できる車が欲しいのなら、設計・開発、テストドライブや車を製造するための工作機械も
全て女性でやってみてもいいのでは ? と思うことも。

女性だから車を作れないなんてこともないだろうし、真剣に機械工学を学んだ方や車の知識を学び、設計や
開発もできる人もいるかもしれない。

女性のフォーミュラドライバーも増えてきているし、車両のダイナミクス性能を正確に分析・評価できる人も
いるかもしれない。

たしか・・中谷塾出身の井原慶子という人は、昨年のWECのLMP2クラスで3位表彰台も経験してはずだし、
この人は、かなりのセットアップ能力があるのかなと思った。

こういうドライバーが開発に加わるとどういうことになるのか・・勝手な想像だけど・・・・。

岩貞るみこさんは、モータージャーナリストである前に「作家」のようなので、女性作家の視点で車を見ている
のか・・・。

CX-3について「美意識だけでは日常生活は送れない・・・」と言っても、マツダ側から言わせてみれば

「あなたのために作った車ではいですし・・・」とか言うのかな ?

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