車の長距離テスト

自動車雑誌の行う長距離テスト・・・編集部本社所在地の問題もあるのだろうけど、ほとんどが太平洋側の
気候が良く、気象条件の良い地域でのテストが多いような気がする・・・・。

日本海側や北海道などの雨、雪、長い冬場のテストというのはほとんど見たことがないかも。

北海道のテストコースでの試乗は多いけど・・・ね。

雪国の読者から、そのテスト内容に疑問を持っている方も多いみたい。

自分は雪国の生まれで、11月~3月下旬まではスタッドレスタイヤを履いて車に乗らなくてはいけない
状況なもので、この時期に天候の悪さ、北西の強い季節風の風や路面の凍結、バイパス、国道、県道などの
走りにくさなど身をもって嫌というほど、味わってる・・・・・・。

雪がとけ気温の高い状態でのスタッドレスタイヤの騒音・燃費の問題もあるし・・。

正直、自動車雑誌の長距離テストというのは雪国や一般道中心に走るドライバーにとっては、あまり参考に
なってないかもしれない・・・。

上がり下りの多い地域、群馬や長野、その他の地域で長期間のテストを行うと、また別の結果が出てくるの
かも。

雪国の海沿いに住んでいるとはいえ、昔に比べれば降雪量は少なくなってるけど、降るときは降るし気温が
低ければ、常に凍結の危険もあるからなー・・・。

今年も、事故が多かったな。

地方は平均速度がかなり高いので、実は欧州車のように平均速度の高い国で作られた車の方が
いいような気がする。

知人の欧州車で長距離を走った時、VWゴルフⅡの時のことだけど、全長4mもない現行ポロくらいのサイズの
車なのに安心して、あまり疲れずに乗れてた・・・。

堅めのシートや目線が高かったり、使いやすいブレーキ、カックンブレーキじゃないとこなんかが良かったな。

速い車じゃなかったけどMT、ATとも乗りやすかった。欠点もあったけど・・・エンジンマウントの固さからくる
信号待ちやアイドリング時の振動の多さとか・・。ギア比が日本の道路にあってないか ? など。

話がそれちゃったけど、自分の住んでいる地域は年間を通じて雨も多く、朝夕のバイパスの渋滞は日本一を
記録した時期もあったな。最近はかなり改善されたものの、そこに雪が降ったりするともう地獄。

雪の降らない地域と、降る地域で同じ車の長距離や一般道でのテストを行うと、かなり違う結果が出てくるん
じゃないかと思う。

冬場、スタッドを履かせ、常にヒーターを効かせた状態で走らせると燃費がいいと言われる車も相当ツライ
はず。

平均速度が高い地域は・・・足回りがしっかりした車でないと、かなり疲れる・・・。
抑え気味でも速度のノリがいいからな~。

経験上、国産ではマツダとスバル車が良かったかも・・・。

トヨタは・・・燃費は良かったけど、4気筒エンジンの振動と騒音、ブレーキがちよっとというのが多かったかな・・。

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