日産 ラティオ

ラティオは2016年12月26日、日本国内での販売は終わったけど、中古で買うとなると、かなり
お買い得かも。

この車のサイズは全長4425㎜、全幅1695㎜、全高1495㎜と5ナンバーセダンとしては大柄な
セダンだったかも・・・。

ホイールベースは2600㎜、全長を考えると2640㎜くらいあっても良かったのかな ?

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ラティオに近いサイズの5ナンバーセダンはN140系カローラ アクシオ、現行のホンダ グレイス
以前、自分が乗っていたフォードレーザーも、ラティオに近いサイズだったなー。

ラティオは、そのカッコ悪さや車種のバリエーションの少なさからか、短命に終わったけど
走りのほうの評価は、かなり高かったようで。

CARトップ2013年1月号の清水草一さんの試乗では

「低速トルクは驚くほど太く、副変速機付きCVTもいい仕事をする。合流、巡航、なんでもござれ。
アクセルを床まで踏みつけりゃ、追い越し車線だって怖くない」と。

「乗り心地は非常にしっとりしており、ステアリングはダルダルじゃなのかというとそうでもなく、
退屈だけどちゃんとしている」と。

当時は「本当かな ?」と思ったけど、最近、熊倉重春さんの試乗記を見たら草一さんと同じような
ことが書いてあったので驚いた。

「めいっぱい踏んでCVTの変速比を低めに6000rpm以上のリミットまで引っ張れば高速道路の
追い越し車線で大幅な違反車を追い上げることも可能。その状態でエンジンのザラついたエンジン音には
ならない」と。

発進がやや鋭いと指摘があったけど、かったるいよりはいいかな。

副変速機付きCVTのアルトの代車に、二回乗ったことがあるけど、二回目はアイドルストップをオフにしたら
加速が良くなり、アイドルストップがオンの時の出足の悪さや違和感がなかったな・・・・と。

操縦性についても、熊倉さんは

「その気で攻めるとけっこう機敏だったりする。ペースを上げにつれてステアリングのシャープさを増し、
クッと切ると鼻先もクッと動く」と。

これについては、個人の動画でも

「意外とよく曲がるんですね」と言ってたので、ノートベースで作られていても、ちゃんとセダンの用
チューンがなされていたんだろうなと。

1.2リッター3気筒エンジンで、かなり大柄なサイズの4ドアセダン、サスストロークもたっぷりあり
全長に対してホイールベースの長さが短すぎることもないかな。

最高出力は79馬力しかないけど、その分下からトルクが出るようにして副変速機付きCVTがエンジンの
いい所を引き出して加速が良くなってたようで。

旋回中の動きもボディ、シャシーの剛性がハッチバックのノートより高いせいか、サスの動きも良く
3気筒エンジンによる軽さからか前後バランスもいいようで、ノーズの入りや加速・減速・旋回中のタイヤへの
荷重バランスもいいんだろうな・・と。

ペダル配置も現行型ヴィッツベースのカローラよりいいようで。

日産のFF車は、トヨタほどペダル配置が左寄りではないみたい。

現行ヴィッツのペダル配置は清水和夫さんのDSTで色々指摘されてたからな・・・。

ラティオは一度乗っておきたいセダンかも。

タコメーターも付いてるし、インテリアは黒基調で自分好みで
このサイズなら自分の家の車庫に入るし・・・。

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もう少しカッコよく、トルコンの6ATだったら本当に良かったのに。

インパル ラティオはカッコ良かった・・・。

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